一定期間更新がないため広告を表示しています

  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

 

スイスの教育



今まで何度も書いてきた事なんですが、改めて独断的な意見を書いてみたいと思います。


スイスの教育と日本の教育との大きな違い

日本は記憶の競争で、覚えた物をいち早く出せる力が求められる。
これは決して悪いことではない。
でも、中学、高校までは同じでも大学になると全く違ったアプローチが求められます。


では、大学、大学院の研究ってどんなものでしょう。

それは、たとえて言えばオーケストラのコンダクター。


曲を理解し、意味を考え、自分なりの理解をえて、それをオーケストラの個々の力で表現させる。


まさしくマネージメント能力!

スイスでは高等教育を受けた人間には、社会においても同じことが求められています。


長くなりますが、もう一度整理してみます。

スイスの教育

何かが与えられた、あるいは事象が起こった。
そして、それをとらえて、

1.「何故?と問題提議する」

2.「ケースバイケースで結果を考える」

3.「自分なりの仮定を設定する」

4.「それを検証し、自分なりの結論を導き出す」


ニュートンだってリンゴが木から落ちるのを観て、「何故?」と考え、そして重力というものを仮定し、それを実証して見せたから彼の功績が大きいのです。

もっともっと多くの方が彼以上に古くから同じことを考えたと思います。
でも、何故?という問題提議、そしてさまざまな事象の合わせた仮定、そして検証・・・

ニュートン誕生です!

********************************************************


スイスではこれを小さなときから練習して行くのです。

これらを行うのにすべての公式を知っている必要はありません。


だって、オーケストラのコンダクターだってそうですよ。
すべての楽器が弾けるわけではないし、またそれが個々の団員より上回ってる必要もありません。

公式表からどれを当てはめれば自分の仮定の検証ができるのか、仮定が正しいのか間違っているのか。


息子の場合、最初のカルチャーショックは小学校2年でした。

先生からの質問、1+1はいくらでしょう?

ばっかじゃないの。1+1=2に決まってるでしょ!


えええ???
皆まじめに応えてる。


2 うんうん!(^^)!
=1 What?
(?_?)
=0 Why~~~~~~~~~~!!!???

そしてそれぞれがその実例を挙げて自分の答え(仮定)の正しさを証明します。

まあ、言い張ると言った方が適切かも・・・

息子はショックが大きかったと今も思い出して言います。



その課題が年齢に従い、教科によって変わってくるだけなのです。


この「考え方」・・・「興味」「ファイリング」
「創造力」「検証のし方」を長い間かけて学びます。

とある国際機関本部の人事担当者に日本の学生、教育の問題をお聞きしたことがあります。


彼曰く、まず上記の1〜4の整理、すなわちファイリングができない子がほとんどで、アルバイトでも使えないんだと言ってました。

 英語ができる子は増えてる、でも基本的な問題整理能力ができてない。


英語を覚えるために、フランス語を流ちょうに話すためにスイスに留学するのではありません。

この考え方を習得するために学ぶのです。

  • -
  • 06:26
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

Comment





   
この記事のトラックバックURL : トラックバック機能は終了しました。

PR

Calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM